トロピカルな甘い果実・花の香りと称えられる芳醇な香りは素晴らしく、このコロンビア特有の甘い香りは、最大の特徴といえます。 非常に優しく柔らかな苦味と豊かなコクは、後味に広がる甘味とあいまって、まるでミルクチョコレートのよう。奥に感じる柑橘系のやさしい良質な酸は、さらにコクと甘味を引き立てます。

【生産国・グレード】南米 コロンビア プレミアムエクセルソ
【生産農園】 FNC（コロンビア国立コーヒー生産者連合）監修

コーヒーマイスター 村松より “味わいのポイント”

SCJA協会コーヒーコーヒーマイスター・村松靖己あらためてコロンビア産コーヒーの奥深さを深く実感しました。まずは立ち昇る香り（鼻腔で感じる）と、アフターに広がる香り（口腔で感じる）を感じます。そしてやや液温が下がった時点で、ミルクチョコレートのような柔らかなコクと甘味を感じてください。最高品質のコロンビア産コーヒー特有の香味である深く滑らかなコクと濃厚な甘味をしっかりと堪能できる、まさにFNCが誇るコロンビア産トップレベルのコーヒーといえます。この深い香りと甘さは非常に飲みやすく、コーヒーが苦手という方にもお薦めできます。

エメラルドMt.を美味しく飲むための抽出のコツ
やや低めの湯温（90℃〜92℃）で抽出すると、このコーヒーの良さをより感じることができます。

宝石エメラルドの名を冠せられたコーヒー

コロンビアは太平洋とカリブ海に面する美しい国です。ゆたかな自然と天然資源に恵まれています。たとえば美しい宝石エメラルド。その世界中の生産量の90％をコロンビアが占めています。そしてエメラルドの輝きに引けをとらないコーヒー豆。それがエメラルドマウンテンです。
コロンビアを縦断するアンデス山脈の麓につづく緑ゆたかな丘陵地帯は、美味しいコーヒーづくりに欠かせない条件をクリアーした稀少な土地です。
朝と夜の温度差が大きく、高地であること。栄養価が高く水はけのよい火山灰性の土壌であり、年間2000ミリ前後の適度な降雨量と日照量がある。
これらの条件の下、エメラルドマウンテンのすっきり甘くふくよかな味わいが育くまれます。

カフェテロたちが大切に育んだコーヒー豆

アンデス高地の雄大な自然のもと、カフェテロ達は丹精を込めてコーヒーを育みます。急な斜面で赤く熟したコーヒーチェリーを一粒ずつ丁寧にそして手際よく手摘みしてゆきます。その中から、FNC（コロンビア国立コーヒー生産者連合会）によって選り抜かれたわずかな豆だけにエメラルドマウンテンの称号が与えられます。エメラルドマウンテンの美味しさは、このようなカフェテロ達の丹精と、FNCの一貫した品質管理によって支えられています。