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美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第33弾は、アフリカの大地を感じる力強さ!
ザンビア NCCL農園 ナチュラル
[数量限定]
フルーティー感あふれる重厚な甘い風味
ビターチョコのような力強く濃厚なコク
その香味はアフリカの大地を感じる力強い感覚。完熟したフルーティー感あふれる甘い風味、ラズベリーやストロベリーのようなジューシーな酸、そしてスパイシーでビターチョコレートを思わせる濃厚な苦味とコクが、強く圧倒的な感覚で広がります。
雄大なアフリカ大陸に響き渡る大地の鼓動のような力強さと複雑な風味のハーモニーをご堪能ください。
▼南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
- 香り
- 赤ワイン、洋ナシ、黒糖、ビターチョコレート、ハーブ、スパイス、微かにシトリックなど。重厚で甘い香りが、フルーティーな感覚の中で甘味のある複雑な風味とともに絡み合う。この複雑に混ざり合う香りと風味は非常にユニークな個性です。
- 酸味
- ストロベリー、ダークチェリーのような酸は、甘くジューシーな印象。熟したフルーツのもつ濃厚なフルーティー感覚の酸味が、太く濃厚に語り掛けてくる。少しずつ冷めていく中で、その表情は次々と変化していきます。
- 苦味
- 力強く濃厚で骨太、それでいて滑らかな感覚の苦味が甘いコクとともに広がる。スパイシーな印象とハイカカオを思わせるこの苦味の印象は、とても強いのに優しい。滑らかななか、強さと優しさが混ざり合う不思議な感覚をもつ苦味です。
- コク
- 黒糖を感じる甘味とビターチョコレートのようなコクは、力強くて濃厚。様々な風味が複雑に絡み合う個性的なコクの甘い感覚の奥に、スパイシーさも佇むアフターテイストの甘味と複雑な香味が一体となるフィニッシュは素晴らしい感覚です。
味の特徴:[しっかり]贅沢な甘いコクと苦味
焙煎度合:中深煎り
- 生産国・認証
- アフリカ ザンビア共和国 RA認証農園
- 農園・標高
- NCCL農園 (標高1,300m〜1,600m)
- 農園所在地
- ザンビア 北部州カサマ地区
- 品種・精製
- カティモール、カスティージョ、ジャバ種 ナチュラル精製
●ザンビア共和国
『NORTHERN COFFEE COMPANY LIMITED(NCCL)農園』
ザンビア共和国、通称ザンビアは南部アフリカ大陸にある内陸国であり、タンザニアの南西に位置する共和制国家です。国土面積は日本の約2倍。国の南端ジンバブエとの国境付近には世界自然遺産「ビクトリアの滝」があり、広大に広がる大自然はこの国の世界に誇る財産と言えます。
ザンビアにおけるコーヒー栽培は1970年代後半にスタートし、やがて80年代に入ると世界銀行が投資するプロジェクトによりアラビカ種の本格的生産が開始されました。
そして1986年には半官半民の「ZAMBIA COFFEE COMPANY」が設立。1994年には民営化され、「NORTHERN COFFEE COMPANY LIMITED(NCCL)農園」が誕生しました。
その後順調に成長を続け2005年には年間生産量10万袋と最盛期を迎えましたが、国際市況の悪化や異常気象による干ばつ、また果実の表面に斑点をつくるCBD(炭疽病)大流行のダメージも重なり生産量は一気に激減。一時は世界のコーヒー市場から姿を消すほどまでに衰退してしまいました。
しかし「NCCL農園」は支援を受けながらコーヒー産業復興に向けて2012年より植樹を再開。現在は民間企業として栽培面積、収穫量ともに順調に伸ばしており、ザンビアにおけるコーヒー産業は少しずつ復興を遂げております。
今回ご紹介の「NCCL農園」産コーヒーは自前の水洗設備による「ウォッシュド精製」ではなく、力強さと甘味がより際立つ「ナチュラル精製」にて仕上げられたコーヒーを入手しました。
この「NCCL農園」のあるザンビア北部州カサマ地区はザンビアコーヒー発祥の地でもあり、昼夜の寒暖差が非常に大きく、それによって生まれる甘味と力強いジューシーな酸は世界でも非常に高い評価を受けており、アフリカでも優良なコーヒー産地のひとつと言えるでしょう。
ザンビアコーヒー発祥の地でもあり、新しい復興の地でもあるKASAMA地区。この雄大なアフリカの大地が産み出す、力強さと甘く複雑な風味のハーモニーをお楽しみください。
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