※使用生豆が新しいものに変更となりました。
柑橘系の華やかな香り、蜂蜜のような甘い風味とオレンジを感じる明るい印象の酸がクリーンな感覚で広がります。
リオ・コロラド農園は1920年設立と歴史は古く、近年注目の産地パレンシア地区においてパイオニア的存在。養分豊かな火山灰土壌、昼夜の寒暖差や年間一定の湿度など自然保護区に指定されたその豊かな環境は完璧です。
【生産国・グレード】中米 グァテマラ・SHB
【生産農園と標高】リオ・コロラド農園(標高1,400m〜1,900m)
【農園所在地】パレンシア地区(自然保護区内)
【品種・精製】ブルボン、カトゥアイ種・ウォッシュド精製
- 味の特徴
- [さわやか]洗練された酸味と滑らかなコク
- 焙煎度合
- 中煎り
南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
- 香り
- シトリック、フローラル、蜂蜜、オレンジ、青みかん、微かにローストナッツなど。煌びやかで華やかな香りが、甘さと明るい印象の中で優しく広がる。パレンシア地区のテロワールが産み出す個性的な香りや風味は非常にユニークです。
- 酸味
- オレンジのような明るい印象の華やかな酸が、明るく華やかに包み込む。強さと華やかさ、眩しいくらいキラキラとした印象は高地産グァテマラの個性。この華やかさとキラキラとした明るい印象は、甘味とともにクリーンに広がります。
- 苦味
- ホップのような苦味は柔らかく、滑らかで優しい。この優しくても芯がある不思議な感覚の苦味は、包み込むようにあたたかな感覚。酸が煌びやかに輝く中、ミドルからの柔らかなアタックは印象的です。
- コク
- 蜂蜜やミルクチョコレートのような優しくも甘い豊かな感覚のコクがいつまでも広る。舌触りのスムースな感覚は冷めてから現れ、優しいコクとともに豊かに広がる。ミディアムボディながら、奥行きに広がる様々な風味が絡み合うこの感覚は秀逸です。
●リオ・コロラド農園について
「リオ・コロラド農園」は1920年に設立され、現在3世代続く歴史ある農園になります。初代農園主はこの地にコーヒー生産をもたらしたパイオニアであり、周辺農家に土地や苗木を分け与え、農業指導を行い、この「パレンシア地区」にコーヒー産業を広めていきました。
農園はグアテマラで最初に自然保護区に指定されたエリアの中に広がり、敷地面積は165haありますがコーヒー栽培面積は僅か140haしかなく、農園内に小川が流れるなど自然豊かな非常に環境に配慮された美しい農園です。農園内には水源もあり、森林保全にも取り組んでいます。
「リオ・コロラド農園」の広がる「パレンシア地区」はグァテマラシティーの約30km東にあります。距離にして30kmというと日本の感覚ではアクセスが良いようにも思えますが、首都グァテマラシティの標高が約1,500mに対して「リオ・コロラド農園」は最も高い所で約1,900mと400mもの差があり、簡単には行ける場所ではありません。広大な自然が育んだ土壌と天候が、その高い標高と相まって良質なコーヒーを生産するポテンシャルを持っていると言えるでしょう。
その香味は非常にクリーンで明るい印象。柑橘系の華やかな香り、蜂蜜のような甘味とオレンジを感じる明るい印象の酸が見事なバランスで広がります。
●注目の産地「パレンシア地区」
良質なコーヒーを産出することで世界的に高く評価されているグアテマラ産コーヒーですが、「ANACAFE」の指定する8つのエリア以外からも良質なコーヒーは産まれています。
「パレンシア地区」もその一つで、近年ではCOEにおいて優勝農園を輩出したことで一躍世界にその名を轟かせました。この新興産地「パレンシア地区」の活躍はあらためてグァテマラ国内のポテンシャルの高さを再確認するとともに、高品質なコーヒーが生産される新しいエリアとして近年注目されています。
この「パレンシア地区」最大の特徴は、そのテロワールの素晴らしさ。コーヒー栽培に良質な土壌と天候に恵まれ、数多くの農園がSHB規格の高地でコーヒー栽培が行われており今や国内屈指のエリアとなりました。火山がもたらした栄養分豊かな火山灰土壌は軽石を多く含み、年間を通して一定の湿度を維持しています。また夜は山々から吹く冷たい風が昼夜の寒暖差を生み出し、しっかりとした強さを持つコーヒー豆が育つ天然の環境があるといわれています。
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