世界にまだまだたくさんある
美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第50弾は、アジア注目の産地タイからの、聖なる泉の水で精製された透明感あふれるコーヒー。
タイ イエロームーン 聖なる泉のコーヒー
4月24日発送開始
[数量限定]
甘い香りと柔らかなコク
柑橘系の爽やかな風味が広がる
透明感あふれる優しい味わい
ミルクココアを感じる甘い香りと柔らかなコク、柑橘系のさわやかな酸が透明感あふれる口当たりの中でふわりと優しく広がります。
その昔ブッダが一晩泊まったとされるパワースポットである泉。ラマ9世が戴冠式でも使用したとされるこの泉の聖水を精製に使用した清らかなコーヒーは、その味わいも澄み渡るように優しい味わいです。
かつて南蛮屋で定番として販売していた「タイ ブルームーン」がウォッシュド精製だったのに対し、今回の「タイ イエロームーン」はハニー精製による仕上げ。より甘味と透明感が増したその味わいは特別な印象を受けます。
まだまだ世界的に認知されていない、アジア産スペシャルティーコーヒー。
この感動を皆様に是非。
▼南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
- 香り
- ミルクココア、黒糖、ブラックティ、ローストアーモンド、ジャスミン、微かにグリーンティなど。奥の方で微かに感じるティーライクな、紅茶と緑茶を感じる不思議な香り。ミルクココアのような、深く甘い香りと風味がふわりと包み込むような印象はとてもユニークです。
- 酸味
- レモン、グレープフルーツなど柑橘系のさわやかな酸が、奥の方にひっそりとたたずむ。また桃やプラムなどストーンフルーツ系の固くジューシーな印象も共存する。熟したフルーツ感も感じる酸の優しさは、全体のバランスをそっと支えています。
- 苦味
- 深く滑らかに、優しく広がるふわりとした個性的な優しい苦味。ダークチョコレートのような感覚もあるが、強い主張はない。クリアなコーヒー感において、この苦味の優しさが際立つ。
- コク
- ミルクをたっぷりと注いだ甘いココアを感じる濃厚なコク。クリーミーでシルキー、この個性的なマウスフィールで個性的な甘い風味とコクが広がっていく。透き通るような透明感のなか、香味全体が見事なまでに調和しながら甘い余韻がいつまでも優しく続きます。
- 味の特徴
- [あっさり]バランスのとれたコクと風味
- 焙煎度合
- 中煎り

- 生産国
- アジア タイ王国 S15UP スペシャルティ
- 農園・標高
- チェンライ近郊 ブルーコフ社所有ウェットミル周辺の小農家(標高1,000〜1,300m)
- 農園所在地
- タイ北部 チェンライ近郊
- 品種・精製
- カトゥアイ種、ブルボン種・ハニー精製(ブルーコフ社所有ウェットミル)

イエロームーンとブルーコフ社
(ブルーコフ・コーヒープロダクツ)
タイ北部チェンライ近郊の、赤く熟すカトゥアイ種や原種に近い黄色に熟すイエローブルボン種が混在する標高の高いエリアで、現地アカ族やリソー族の方々が完熟したコーヒーチェリーを収穫、輸出業者「ブルーコフ社」所有のウェットミルに集められ丁寧に精製した、微笑みの国タイ国民のようにクリーンで優しい印象のコーヒーです。
チェンライには、その昔ブッダが一晩泊まったとされる場所に広がる美しい泉があります。夜になると、月光が煌びやかに水面に映り、光の柱が浮かび上がるように見えた・・・そんな伝説が残る聖なる泉。
ラマ9世が戴冠式でも使用したとされるこの聖なる泉の水を大胆にもコーヒーの精製に使用、透明感あふれるクリーンな印象のカップはこの聖水がもたらしているといえるでしょう。
タイ大手のロースターである「ブルーコフ社」はこのコーヒーの輸出業者でもあり、精製も行っております。タイ産コーヒーの存在価値を真摯に考え、生産者への指導やフィードバックなども定期的に行いながら、生産者の生活向上を目指しています。

タイ王国
タイ王国、通称「タイ」は、東南アジアに位置する立憲君主制国家。国土面積は日本の約4分の1程。北にラオス、東にカンボジア、西にミャンマーとアンダマン海があり、南はマレーシアとタイランド湾に接しています。
タイで主に栽培されているロブスタ種の収穫量は年間約8000トン、アラビカ種の収穫量は約500トンもあり、あまり知られていませんがその生産量はアジア3位を誇ります。
近年はスペシャルティ規格のアラビカ種も増えており、特にその気候や土壌から北部チェンライ近郊で栽培されるアラビカ種への評価は高く、その高いポテンシャルは今後の明るい未来を想像させます。