世界にまだまだたくさんある
美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第44弾は、東アフリカ注目の産地ブルンジのナチュラルコーヒー!
ブルンジ ネンバCWS ブルボン・ナチュラル
[数量限定]
様々な完熟フルーツの風味と甘いコク。
ナチュラル精製の甘味あふれる濃厚な味わい。
ブルンジでは伝統的にウォッシュド精製が主流の中、「ネンバ・ウォッシングステーション」では新しい試みへの挑戦として同国では珍しいナチュラル精製のコーヒーを作り上げました。
丁寧に仕上げられたコーヒーは、巨峰やピーチ、ブラックチェリーなど様々な完熟フルーツの風味が混ざり合うように広がる華やかで個性的な味わい。甘いコクと果実感がクリーミーな感覚で溢れる中、フィニッシュにはブラウンシュガーのような甘味がいつまでも優しく広がります。
近年注目の、東アフリカの大自然が産み出したブルンジ産コーヒー。ブルンジではまだまだ珍しい、ナチュラル精製の甘味溢れるそのフルーティな味わいをお楽しみください。
南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
- 香り
- 巨峰、ブラックチェリー、ピーチ、マスカット、ベイクドアップル、黒糖、ビターチョコなど。様々な完熟フルーツの甘い風味が混ざり合い、華やかな感覚で広がる。熟成された赤ワインのような複雑さを持つ重厚な香りが絡み合うように立ち上る様は圧巻です。
- 酸味
- 完熟のブラックチェリーを思わせる、甘酸っぱくてジューシーな酸。果実味豊かで濃厚なフルーティ感溢れる酸は、非常に奇麗で澄んだ感覚の印象。フルーティな風味が広がるなか、丁寧な精製が産み出す酸の印象は明るくて華やかです。
- 苦味
- 滑らかな舌触りのなか、柔らかな苦味が優しく主張する。一瞬感じる力強さも、ミドル以降はふわりと消えていく印象。甘味すら感じる、深みのある感覚の苦味はアフリカの大地を連想させます。
- コク
- ビターチョコレートのような、甘味と濃厚さを感じる奥行きの深いコク。その甘く濃厚なコクは、クリーミーで滑らかな舌触りとともに全体を包み込むよう。柔らかな感覚が持続する中で、フィニッシュにはメイプルシロップを感じる甘い余韻が続きます。
- 味の特徴
- [あっさり]バランスのとれたコクと風味
- 焙煎度合
- 中深煎り
【生産国】アフリカ ブルンジ共和国
【生産者組合・標高】ネンバCWS(標高1,700m〜)
【所在地】ブルンジ北部 カヤンザ地区 ネンバ・ウォッシングステーション
【品種・精製】レッドブルボン種 ナチュラル精製 天日乾燥(アフリカンベッド)
●東アフリカ注目の産地『ブルンジ共和国』
近年ブルンジでは2009年に「カップ・オブ・エクセレンス」の取り組みが始まり、今や東アフリカの中でも高品質のコーヒーを産み出す生産国のひとつとして非常に高い評価を受けるまでになりました。
「ネンバ・ウォッシングステーション」は首都ブジュンブラより北部に位置するカヤンザ地区にあり、周辺の3,000にも及ぶ小規模農家がコーヒーチェリーを納入し生産処理しています。チェリーが納入されると品質管理の為に傷みや未熟、過熟なものが手作業で選別され、その後は乾燥が均一に進むようにアフリカンベッドに薄く敷き、頻繁に攪拌されながら選び抜かれたコーヒーが作り上げられていきます。またウォッシングステーション近郊のキビラ国立公園に広がる渓谷からの水は非常に清涼であり、その水で行われた生産処理によって生まれる甘くジューシーなコーヒーは、世界中のコーヒーバイヤーを魅了しています。