世界にまだまだたくさんある美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第42弾は、びっくりサイズの大粒コーヒー豆!
インドネシア びっくりジャンボ・アチェ
[数量限定]
びっくりするほどの大粒なコーヒー豆!
カカオやビターチョコのような甘く濃厚なコク
びっくりするほどの大きなコーヒー豆(スクリーン19UP)のみの物を集めた、特別なアチェ州産マンデリンとなります。
カカオやビターチョコのような甘く濃厚なコク、ハーブ、スパイス、そして大地を感じる風味がすっきりと優しい感覚で広がる特別な香味。重厚感溢れるフルボディの口当たりも、余韻として残るのはクリアで優しい感覚です。
秘境アチェ州の山奥で栽培されるコーヒー豆から厳選された大粒のコーヒー豆は、力強さと優しさが同居する不思議な味わいです。
SCAJ協会コーヒーマイスター
南蛮屋焙煎士 村松による味の評価
- 香り
- カカオ、ビターチョコレート、黒糖、チェリー、スパイス、ハーブ、アーシー、フラワリーなど。スマトラの個性であるアーシーやハーブ、スパイスに、アチェ産ならではのクリアな感覚が広がる。重厚感溢れる甘味の強いチョコレートの感覚に、複雑な香気が混ざり合います。
- 酸味
- ローストにより消えかけているが、ダークチェリーのようなジューシーな酸をかすかに感じる。鋭さのない、インドネシア特有の酸は優しい。濃厚なコーヒー感を感じるなか、奥の方にひっそりとたたずんでいます。
- 苦味
- スマトラ島ならではの、コーヒーの“基準”とも言うべき苦味の印象を受ける。甘味やフルボディのコクとともに、滑らかでどっしりとした印象は見事。この苦味の感覚のあとには、濁りの無いクリアーな感覚が広がります。
- コク
- 黒糖やカカオ、ビターチョコレートのような甘く濃厚なコクが、ファーストアタックで襲い掛かる。フルボディな感覚も、余韻として残るのは優しいクリアな甘味。濁りの無い濃厚さといつまでも続く甘い余韻は、柔らかく、そして滑らかに続いていきます。
- 味の特徴
- [しっかり]贅沢な甘いコクと苦味
- 焙煎度合
- 中深煎り
- 生産国
- アジア インドネシア スマトラ島
- 農園・標高
- アチェ州指定の約250農家(標高1,400m)
- 農園所在地
- スマトラ島アチェ州 クテ・バナン、ウィー・ベサム
- 品種・精製
- ティピカ系亜種 スマトラ式ウォッシュド精製 G-1 S19UP(インドネシア式欠点規格5以下の特別スペック)
●特別なアチェ州産マンデリン
「マンデリン」の定義として、スマトラ島で収穫されるアラビカ種を総称して「マンデリン」と呼ばれます。かつてインドネシアでは、20世紀初頭に病害によってアラビカ種が壊滅するという痛ましい歴史がありますが、その中から残った少数のアラビカ種の栽培を進めたのが「マンデリン族」とされ、そこから「マンデリン」の名称が付けられました。
マンデリン2大産地のひとつであるアチェ州はイスラム教の戒律が厳しいため排他的な面が強く残り、かつて観光客はもちろん近隣の住民すら足を踏み入れることの出来ないエリアでした。しかし1984年、石油に代わる外貨獲得の手段としてアチェ州及び近郊を国際観光地に開発する計画がスタートし、コーヒーも観光の大きな柱のひとつとして注目されたのです。
マンデリン特有の大地のような感覚にハーブやスパイス、ダークチェリー、黒糖やビターチョコのような甘く濃厚なコクが優しくクリアな感覚で広がる味わいは、アチェ産マンデリンの個性でもあり、特別な規格で選別されたこのコーヒーならではのバランスと言えるでしょう。
びっくりするほど大粒な、特別スペックによって選別されたクリアなマンデリンの個性的香味をお楽しみ下さい。
●アジア インドネシア共和国
インドネシア共和国、通称インドネシアは、東南アジア南部に位置する共和制国家です。その国土は5,110kmと東西に非常に長く、赤道にまたがる1万以上の大小の島々からなる国です。人口は2億3,000万人を超える世界第4位の規模であり、1949年にオランダより独立しました。
インドネシアのコーヒー産業は歴史が長く、17世紀末にオランダによってアラビカ種の豆が持ち込まれ、ジャワ島で栽培が始まったといわれています。火山によってもたらされたその土壌は非常に豊かで、一年中一定の湿度を保てる気候はコーヒーの栽培に適しています。そして、標高1,000m以上の高地では昼夜の寒暖差が大きく品質の良いコーヒーが育つため、栽培も盛んです。スマトラ島が国内のコーヒー生産量の75%ほどを占め、ジャワ島(12%)、スラウェシ島(9%)と続きます。生産量は年間およそ69万トン、世界第3位の数量を誇ります。