世界にまだまだたくさんある美味しいコーヒーをご紹介する
『世界珈琲漫遊記シリーズ』
第41弾は、ナチュラル精製のユニークな味わいのコーヒー!
エルサルバドル シエラ・ネバダ農園 ナチュラル
[数量限定]
ストロベリーのようなフルーティ感と、ミルクチョコレートのような甘いコクが、クリーミーな舌触りのなか広がります
その香味は、ナチュラル精製ならではのストロベリーを感じるフルーティな風味が広がるなか、青りんご、ストーンフルーツなど様々な香味が複雑に混ざり合うとてもユニークな味わい。クリーミーでミルクチョコレートのような甘いコクとも絡み合い、見事なまでのバランスで広がる個性的な味わいは特別感を感じます。
●ナチュラル精製ならではの香味に複雑な味わいが混ざり合う、この強烈な個性はとてもユニーク
ナチュラル精製で産まれる独特のフルーティな風味の他に様々な果実や甘味が絡み合い複雑に襲い掛かる感覚は、「シエラ・ネバダ農園」の丁寧な精製とブルボン種のもつ可能性の大きさを表していると言えるでしょう。
中米屈指の生産国「エルサルバドル」から届いた、個性的な味わいのコーヒーをお楽しみください。
▼南蛮屋 焙煎士&ブレンダー 村松による 味わいの評価
- 香り
- ストロベリー、青りんご、巨峰、ダークチェリー、ストーンフルーツ、ミルクチョコレート、黒糖など。ベリー系のフルーティ感が広がるなか、奥の方で微かに感じるフラワリーな香りが優しく絡み合う。ナチュラル精製特有のフルーティな風味だけではない、複雑で甘い香りが絡み合いふわりと包み込みます。
- 酸味
- ストロベリーやダークチェリーのようなジューシーな酸が、甘く、優しく、瑞々しく広がる。そのジューシーな感覚に混ざり合うように、青りんごのような爽やかな酸も明るい感覚でひっそりと佇む。またストーンフルーツのような酸もあり、フルーツ感溢れる酸は複雑に甘く広がってきます。
- 苦味
- 強さを感じない、優しい感覚の個性あふれる苦味。調和したバランスのなか、この柔らかな口当たりの苦味が全体を整えている印象。柔らかなミドルレンジの苦味のアタックは、甘味すら感じます。
- コク
- ミルクチョコレートのような甘さの中、ミディアムボディのコクが優しく広がる。クリーミーな舌触りの中で広がっていくこのコクの印象が、強い甘味とともに全体のバランスを整えている。香味全体が見事なまでに調和している中で、優しく甘い風味とコクが余韻としていつまでも続きます。
- 味の特徴
- [すっきり]印象的な酸味と個性的な風味
- 焙煎度合
- 中煎り
- 生産国
- 中米 エルサルバドル共和国 スペシャルティ
- 農園・標高
- シエラ・ネバダ農園(標高1,500m〜1,750m)
- 農園所在地
- エルサルバドル北西部 サンタアナ地区
- 品種・精製
- ブルボン種 ナチュラル精製
●シエラ・ネバダ農園
『シエラ・ネバダ農園』は、高品質のコーヒー生産エリアで名高いエルサルバドルの北西部、グァテマラとの国境近くのサンタアナに位置しています。
そこはイラマテペック火山の斜面であり、標高1,500mが産み出す昼夜の寒暖差や養分の豊富な火山灰土壌など、非常に豊かな環境下でコーヒー栽培が行われています。また農園敷地内には学舎やクリニックなど、労働者の生活環境を守る仕組みが構築されており、後世にも続く持続可能な取り組みが進められています。
●中米 エルサルバドル共和国
エルサルバドル共和国、通称エルサルバドルは中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家です。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、中米5カ国のうち唯一カリブ海に面しておりません。火山が多く「火の国」として有名なこの国は、農地のほとんどが肥沃な火山灰土壌で覆われております。
コーヒーは1858年に栽培が開始され、その生産量はエルサルバドルの農業生産全体の1/3を占めています。また輸出のうち半分はコーヒーであり、就労人口の25%がコーヒーの生産に関わっています。伝統品種のアラビカコーヒーのみを生産し、そのうちの68%がブルボン種、29%がパカス種、残りの3%がその他パカマラ種、カツーラ種、カツアイ種です。
今や中米でも屈指のスペシャルティコーヒー生産国として認知されており、その土壌と気候風土、植えられている品種のクオリティが織り成すコーヒーの香味は世界でも高い評価を受けています。